ながれほしの路

高円寺・ながれほしの路のおしらせブログです。

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「ながれほしの路とオテガミ展、オクリモノ展」 スペシャルインタビュウ vol.04  

vol.01vol.02vol.03にひき続き、ALL RIGHT GRAPHICS・高田舞さんへのインタビューで、最後の章です。
オールライトさんの最近のことをお聞きしました。



な:最近のオールライトさんの新しいこととしては
  会社の近くにオールライト分室ができましたがなにか展開はありますか?


オ:分室を使ってなにかやりたいなっていう程度で、まだちゃんと考えがあるわけではないですが
  いままでは土日のワークショップを外部でやっていたので、ここでできたらいいな、と

  住宅地なのであまりワイワイできないけど
  活版のワークショップだけじゃなくて
  勉強会や展示会みたいな、発表の場としても使えるといいな。

  勉強会はまずは印刷と紙のことをデザイナーさんに向けてやってみたいと思っています。
  最初は自分たちとつながりのある人たちと小規模で試しながらやりたい。
  その準備をしなきゃだねって話しているところです。


  ゆっくり話が聞ける場所として使って行きたいなと思います。


  後は、上にキッチンがあるので食事も作れる
  そういう集まって話をする場所としてはいいなと

  なんで借りたか、みんなでお昼を食べたいのが一番で(笑)
  探そーって探し始めたらすぐ見つかっちゃって、思ったより広かったから
  一階をワークショップにしたり勉強会にしたりできないかなーと

  まだそんなに具体的に使ってないので自分たちのお昼を食べるくらいしか使ってないけど
  分室があることで、活動の範囲が広がるというか
  人を呼ぶということを意識できたらいいです。


な:クラヤミコーヒー(※)もできたらうれしいなー

なオ:電車の音を聞きながらね!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


会社からほんの数分の所にある分室

IMG_2410.jpg


帰る途中
分室を見ているとオールライトの方が小走りに駆け寄って来て
分室の中見ますかと声をかけてくれました

「今、ご飯の支度の手伝いに来たんです、今日はお兄さん(※)が作ってるんです」と
言いながら中を案内してくれました

IMG_2420.jpg


中は白いこざっぱりした空間
上にはゴロゴロ寝転がりたいくらいの畳が広がっていてキッチンがある

真横に電車がガタゴト走る分室で、その日のお昼ご飯を仲間が作って待っている


IMG_2413.jpg



なんだかとてもいい光景


私の実家は自営業の家族経営だったので、おばあちゃんと母親がご飯を作っていたことを
思い出す


いつも感じていた
オールライトさんの良さが
もっと色濃くなった気がした

IMG_2415.jpg



IONIO&ETNA
狩野岳朗


※クラヤミコーヒーはGallery Cafe 3のヒガシムラとIONIO&ETNAのカノウがやっているコーヒーユニット
※お兄さん=高田3兄弟の長男。活版ワークショップ担当。
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category: インタビュー

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「ながれほしの路とオテガミ展、オクリモノ展」 スペシャルインタビュウ vol.03  

vol.01vol.02にひき続き、ALL RIGHT GRAPHICS・高田舞さんへのインタビューです。
活版印刷についてお聞きしました。




な: 活字って、どれくらいの耐久性がありますか?

オ: 結構通せますけど、圧をかけちゃうとどんどん摩耗するので
   圧を上げちゃうとあんまり刷れないですね。
   活字が太くなっていっちゃうんですよ、削れていって。
   紙に直接 版が当たるので、つぶれていっちゃうというか。

   でも、何千枚かは通ると思いますよ。うまく刷れば、20,000枚は通るかなと。
   でも、それは圧によって全然違うので。

な: 20,000ですかぁ、すごいですね。

な: 紙の種類が昔より増えてきている中、活版にとって相性の良い紙は?

オ: トレーシーングペーパーはインクがのらないので、活版に向かないですね。
   インクを吸う紙じゃないと、乾きにくいのでだめですね。
   でも、紙であれば基本的に刷れますね。

オ: いろいろやりましたよ、コートしてある紙だと、乾きは悪いんですけど
   上がコーティングしてあるので かたい分、凹んだところがパキッとして綺麗になるんです。
   凹みが角度で分かりやすかったり、いろいろ実験してみて分かったことです。
   意外と思ってもみなかった効果があったりとか。

な: たしかに、活版印刷ってコート紙の印象はないですね。

オ: あとは、紙の色とインクの色で随分印象も違うし。
   毎回毎回発見がありますね。

image.jpeg


な: じゃあ、やっぱりいろいろ試してみるってことですね?

オ: そうですね、間違ったり失敗したところに発見があったりして。
   以前、黒に黒を刷ったら成り立たなかったんですけど、
   角度によっては見えたりして面白かったですよ。


な: そもそも活版印刷という技術自体が、印刷技術の中でも古い技術なのに
   それを、あえて使っている理由は何なのでしょうか?

オ: オフセット印刷はだいたい予測できるけど、活版印刷は予測できないところが、面白いというか。
   ものを作る立場(デザイナー)としては、調整が利くというのがいいですね。
   圧力でも違うし、インクの盛り方でも違うし、紙を変えればまた違うし、、。

   そういう ちょっとした実験がすごくしやすいのというのと、わかりやすい。
   オフセットは機械が大掛かりなので、「ちょっと一枚通して」っていうのはできないから
   そういう意味では(活版印刷は)すごく版画に近いというか、ちょっと実験したりとか
   すごく魅力的かなぁ。敢えてかすれさせるというのもできるし。
   活版でそういうのをやると、「たぶん、こう!」っていうのとちょっとズレて出てきたりして
   それが、おもしろいですね。

   あと、人の反応もやっぱり違うし、手間がかかるので、
   持っている間と空気が違うというか、愛おしいですよね。

image (1)


な: ちょっと気になったのですが、活版印刷の機械自体の進化はしているのですか?

オ: してないですね。

な: してないんですか。そこがおもしろいかもしれないですね。

オ: 機械はもうここでおしまいなんです。
   あとは職人さんが、より綺麗に刷るための工夫をするしかないので
   持ってるものは基本的に一緒ですね。

な: 一番面白い点は何ですか?

オ: とにかく精巧に再現してくださいっていう人もいますし、
   逆に、ズレてても全然いいんです、っていう人もいて、
   いろんな反応を見せてもらえるのが面白いです。

   もちろん、自分たちがやろうと思ってるものも刷れるし
   人がやろうと思ってるものも見せてもらえるし、
   両方見れるすごくラッキーな立ち場かなあ、と思います。
   ただ、刷るだけじゃないので、そこが面白いですね。

な: 一般的なデザイン事務所と違って、デザインと印刷を兼ね備えてるってところが
    特徴的ですよね?

オ: そうですね、活版印刷をやってるっていうのは大きく違うかな、と思いますね。

   自分たちの作品を作るものじゃなくって、仕事として他にも仕事を受ける
   印刷所として受けるっていうのが たぶんデザインにも大きく影響してて
   こういう風に刷りたいんですっていうのを一生懸命、聞くことで、
   勉強させてもらってるとこもあるんですよね。
   わりと垣根なく考えられるようになったのは活版のおかげかなぁ、と思います。

な: 良い循環ですよね。

オ: そうかもしれないですね。






次は、オールライトさんのこれからについて聞いてみました!

(最後に続く)


えほんやるすばんばんするかいしゃ 荒木 健太

category: インタビュー

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「ながれほしの路とオテガミ展、オクリモノ展」 スペシャルインタビュウ vol.02  

デザインについてお聞きしました。
お話は引き続き高田舞さんです。

今回ながれほしのイベントDMを担当してくださったのはデザイナーのはちさん。
桑沢デザイン研究所に在籍中の学生さんでもあります。
オールライトさんのインターンという形で、打合せの段階から参加してくださいました。


はち (hachi)
1992.11.24 岡山県生まれ 東京在住
主に絵、グラフィックデザインなどで活動中。
http://hachinote.com/
最近は一日一枚ドローイングをアップしています。
http://hachinote.tumblr.com/



な:今回DMをデザインしてくださったのは、はちさんでしたが、
  インターン制度のようなものは積極的に取り入れているんですか?

オ:そうですね。今までも、現在ウチで働いているスタッフがまだ学生だった時から
  カメラマンとして仕事をしてもらったり。若かろうがなんだろうが良い人とは
  一緒にやろうということでやってるだけなんですけど。

オ:特に、若くて才能があっても経験がないとなかなか大きい仕事ってできないけれど、
  良いモノは良いということと、そういう人たちを世に出さないと全体も良くなっていかないので、
  そこは積極的にやってますね。

な:素晴らしいですね。

オ:“今"しかたぶんそれがないんですよね。“今"その才能を使わないと。
  また変わっていっちゃうじゃないですか、作風って。若ければ若いほど。
  違うアイデアとかエッセンスが加わらないと、こっちも広がっていかないですよね。

な:そうですね。

オ:そこはお互いにとって良いことかなと思って。

な:では今回のDMについて。オテガミ展のDMは封筒を使っていますが、
  これはなぜそうなったんですか?

20121219.jpg


オ:はちやみんなとアイデア出しした時に、封筒でやったらおもしろいんじゃないか?
  という案が出て。それなら窓つきにしたほうがいいよね、という風にどんどん決まっていきました。
  いつもそんな風に決まっていきます。1案しか出さないことも多いですかね。

オ:なんか、ぱっと降りてくるんですよ。誰が案を出したとかわからなくなることもあって。
  ただ、アイデアが出てからが大変なんですよね。せっかくいい案が出ても落とし込みを
  失敗しちゃうとイマイチなので。

な:落とし込みのコツみたいなものはありますか?

オ:コツは相手が何を求めているかで全然違いますね。
  今回でいうとイベントのお知らせなので、色々な場所に置かれることを考えて
  あれ自体で成立してないといけないし。目立たないとダメだし、なんだろう?と
  手に取ってもらうようなモノじゃないとダメだなと。

な:はちさんが今回デザインするにあたって心がけていたのはどこだと思いますか?

オ:えーと、一生懸命話をきいて、それなりに掴んでいたとは思うんですけど。
  割ときちんと綺麗にやっちゃうので、そこを崩して、とは言いましたね。

な:綺麗になりすぎちゃうってことですか?

オ:そうですね。どこを目立たせて、どこに動きをつけるか、読ませる順番を
  デザインして作っていって、というふうにお願いしました。

オ:いっぱい案を出してきてくれて、これのココとこれのココを組み合わせて、
  というふうにできていきました。最後まで粘って出してきてくれましたね。

な:ありがとうございます。では最後に。オールライトさんは、何に一番重きを置いて
  デザインに取り組まれていますか?

オ:とにかく相手からどう引っぱり出すか、ですかね。だいたいデザインって
  こちら側の問題じゃないんですよ。相手がどうして欲しいかをヒアリングしないと、
  何も形が降りてこないので。そこをいかに引っ張り出す技術を身につけるか、というのが
  デザインの大事なところのひとつかなと思います。

な:話し合いがとても重要なんですね。

オ:そうですね。なるべく話し合いを持って、色々なあり方、考え方を提案をしていきたいですね。
  相手はこうしたいって言ってるけど、きっとやりたいのはココだろうから、
  こういった表し方もありますよ?というような。メールでオーダーだけ受けるというよりは、
  直接会って話を聞かないとな、と思います。

な:ありがとうございました!


今回の封筒DM、ほんとうにたくさんの方からご好評をいただきました。
窓の部分に何をどう見せるか、4店舗それぞれがオリジナルカスタムできる所も
このDMの面白いところなのです。



201212191.jpg

お次は印刷のお話。
こちらもとても興味深い内容になっていますのでどうぞお楽しみに。


イソヤマ堂
中澤洋美

category: インタビュー

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「ながれほしの路とオテガミ展、オクリモノ展」 スペシャルインタビュウ vol.01  

株式会社ALL RIGHT 高田舞さんに聞く

みなさま
ながれほしの路のHPをごらんいただきありがとうございます。
私たちは、東京、高円寺にあります、ながれほしの路にある小さなお店の店主たちです。
メインの商店街から、少し脇道に入ると、小さいながらもそれぞれの個性を大切にしながら頑張っているお店がギュッと集まっています。
今回は、その中の4店舗が主体となって企画した「ながれほしの路とオテガミ展・オクリモノ展」について
その案内状、フライヤーなどイベントの重要なツールの制作に大変ご協力いただいた、
株式会社ALL RIGHTの高田舞さんへのインタビュウを、イベントの開催のごあいさつとともに掲載させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。そしてご興味のわいたみなさま、ぜひ高円寺、ながれほしの路に遊びに来てください。
ながれほしの路、お店すべてがみなさまをおまちしています。

写真web用01

聞き手(敬省略)
な:ながれほし企画(えほんやるすばんばんするかいしゃ/荒木、IONIO&ETNA/狩野、イソヤマ堂/中澤、Gallery cafe 3 東村)


お話し
オ:株式会社ALL RIGHT (オールライト)/高田舞氏

写真web用04

会社略歴

グラフィックデザイン:ALL RIGHT GRAPHICS

2006年、高田修地、高田舞、高田唯の3人でデザイン事務所「ALL RIGHT GRAPHICS」を発足。
2007年、デザインの視点から活版印刷の可能性を探る「オールライト工房」をスタート。
同年、高田唯が「PAPIER LABO.」に参加。
2009年、株式会社ALL RIGHTとして、デザイン部門「ALL RIGHT GRAPHICS」、活版部門「オールライト工房」の2つの柱を中心に再スタート。

デザイナーとして市川智美、上田真未が参加。

また同年より、印刷のおも しろさや可能性を考える「印刷のいろは」展を、毎年テーマを変えて開催している(共催:株式会社金羊社)。

2013年は2月開催予定。


共著に『紙と活版印刷とデザインのこと』(PAPIER LABO./2010年 PIE BOOKS)、

『デザインのひきだし』(グラフィック社)にて「活版六尺」をオールライト工房として連載。

www.allrightgraphics.com

デザインの本質をみつめ、コミュミケーションを大切にする丁寧な仕事で、様々な分野で高い評価を得ている、これからの仕事がいつも楽しみな会社です。
今回のながれほしの路の案内状、フライヤーはオールライトグラフィックス監修のもと、デザイナー/はちさんのご協力で制作されました。
また、株式会社ALL RIGHTの活版部門「オールライト工房」の活版印刷機をつかって作成いただいています。

インタビュウテーマ
株式会社ALL RIGHTとながれほしの路の各店(各店主)とのつながりについて

な:ながれほしの路を応援してくださるきっかけ、ポイントは何でしたか?

オ:もともとGallery cafe 3店主(東村)とは、交友関係がありましたが、以前から狩野さん
  (IONIO&ETNA店主)の画に興味があり、展示を見たことがきっかけとなり、ながれほしの路の各店に
  関わりを持つようになりました。
  それぞれの、お店の雰囲気、店主のみなさんの人柄などもとてもいいな、と思っていて。
  そんな中、「イロニワ展 2012/3月」への協力のご依頼をいただき、嬉しい気持ちでした。
  その時に提案されていた、「人が各店を回遊する仕掛け」を考えることが面白いと思えたのです。
  ながれほしの路という場所に対して各店(店主たち)の考えている規模(サイズ)にとても共感出来た
  のです。
  オールライトの仕事の進め方=「まわりの人々とのつながりをコツコツと広めながら、より良い仕事を
  めざす」という姿勢がながれほしの路の店主たちが考える、自分たちの良い面を活かしつつ、それに反
  応してくれる人々を呼び、つながりをつくりたい、という考えに共感することになったのだと思いま
  す。だから、ながれほしの路にある「思い」を助けたいと思ったのです。
  ながれほしの路の店同士の関係にも好感をもっていましたし、自分の身の丈に合った(まっとうな)や
  り方で工夫してみるというのが、オールライトの基本的な考え方なので、何か通じるモノを感じまし
  た。見栄をはらず、素直に相談をもちかけてくれたのも嬉しかったですね。

な:ありがとうございます。

写真web用03
写真中央が高田舞さん、左が高田唯さん、右は市川智美さん

お話はこれから、デザインのこと、印刷のこと、さらに、オールライトに最近できた「分室」についてと、どんどん続きます。
わたしたち「ながれほしの路」と様々なつながりについて今後レポートしてゆきたいと思っています。
ながれほしの路にいらっしゃる前に、または、路を体験した後にもぜひ読んでください。みなさまの暮らしに何かすこしでも良いものをお届け出来るように、ながれほしの路一同、こつこつとやってゆきます。どうぞよろしくおねがいします。

Gallery cafe 3
東村記人

category: インタビュー

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